ってしみじみとジョンメイヤーのコンサートにいてて思ったとさ。
わたしは途中ひどい肩こりで地蔵が両肩に乗ってるのかって思うほどになり、そしてやべカナダ7ヶ月いて全然ジョンメイヤー何言うてるが聞き取れないというショック、みんな笑ってんけどなんで笑ってるかわかんない(泣)
んー相変わらず毛量が多いなとか老化が比較的緩やかなタイプだよねとかどうでもいいことばかりに目がいってしまい、あれ?なんか絶叫して暴れた女の人がセキュリティ二人がかりで抱えられて退場させられてる2回も、みんな今日めっちゃトイレ行くなぁとか不穏になりかけましたが…
それでもやっぱりジョンメイヤーは素晴らしいミュージシャンでした。行ってほんとによかった。
てか今までのと全然違いました。
今までって基本バックバンドつけて、途中でアコギ一本でネオンとか何曲かやるけど、今回はバックバンド一切つけずにアコギ一本で最初から最後までですからすごいですよ。
SOLOってツアータイトルだけあって、全部一人でやってました。
しかもエドシーランとか使うループする機械もほぼ使わずだからなぁ。音を重ねることなしに一人です。
挙句の果てにピアノ弾きながらエレキ弾いて歌ってたからなぁ。
ほんとに器用なんだよな。ピアノだろうとギターと行ったり来たり忙しいことしようが絶対リズムぶれないし。
ジョンメイヤーってバックバンドなくてもギターからドラムもベースも聞こえてくるんだよな。
正確なリズムに刻みがバチッとハマったところにメロディーラインが細やかに乗るんだからすごいよな。
重さも軽さも同時にある。
リズム隊もいらず。ギター一つで全部できてしまう。
そして、まじで失礼なんだけど、もはやメインボーカルがギターで、サブボーカルがボーカルかってくらいなんです
歌声もギターの音色を引き立てる押しが強くなくてちょっとこもってていい声なんです。全体としてバランスよくうまくまとまるんです。
それくらい天才的で圧倒的なギタリストです。
で、なんかアンコール前のEdge of desire 聞いてたら、なんか意識が飛んでというか変容状態に入って、ここはどこだろう?ふわふわしてました。
ジョン・メイヤーがキラキラしてたので天使に見えましたわ。おじさんには見えない。
そして海外に来たんだなぁって考えたらすごく変な感じ不思議な感じになって、今いるここはどこなんだろ?って心地よい混乱に陥った。
バンクーバーのロジャースアリーナですが。
徹夜明けで頭がふわふわする感じ。離人感がある。
コンサートの醍醐味ってこの意識の変容状態なんだよね。
この瞬間のために生きてるかも。意識の変容状態のために。
そうえば後ろの方で男の人が「グラビティ!」ってなんども叫んだけど、今回はやらなかったね。わたしも聞きたかったなぁー。
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