物乞いについて

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なんか昨日悪寒がして熱出て鼻水すごくて風邪ひいたと思ったらもう完治した。強すぎ。

感染予防のために一応まだ引きこもっておく。

なんなら襖しめて(和室界隈です)、部屋で食べてたらこれがもう幸せで。

ベッド脇の小さな机で暗がりの中夕飯の肉豆腐を食べる。

独房の囚人気分です。家族みんなで食べるより幸福度が高いので毎日こうして欲しいくらいです。

で、仕事探さずずっとYouTubeみとる。

難民とか貧困のジャーナリストとか社会活動家のYouTube見てる。

ロヒンギャとか、ミャンマーの孤児院とか、モロッコからスペインへの国境越えとか…

特にVICEの取材はすごい!!

ぬくぬくとお部屋で寝ながら「かわいそう…」って思ってみてる。鼻くそほじりながら…柿ピーたべながら…

そんなクソ野郎なわたしはこの中南米の旅で物乞いとぼったくりに疲弊し、嫌悪感すらもち、関わりたくねーと終日思ってました。

さすがにリマで小さい女の子が物売ってるの見るとかわいそうで怒りが湧きますし、南京錠をつけるスポットでお父さんと小さな女の子が南京錠を売ってたんだけど、2人ともあまりに疲れていたのかいびきをかいて路上でぐーぐー寝ていたのがみていて悲しくなりました。

あとは小人症で足も30センチくらいしかない男性が車椅子に乗せられて、その車椅子を10歳くらいの男の子が押しているのが衝撃で、なるべく視界に入れないようにしてました。つらくなるので。

そしたらわたしのところにきてガムを5ソレスで買ってくれと言われて、心が痛んだので買いました。

そしたら素敵な笑顔でお礼を言われてなんだか泣きそうになってしまいました。

でもこのガムはトイレの芳香剤の味してまずかったです。バナナとかの方がうれしいかもー?!

わたしは決して物乞いが嫌なんじゃなくて押しが強いのが大っ嫌いなだけです。

特に押しの強いぼったくりだけはやっぱ許せんくて(まだ言ってる)結局イキトスでは帰りのトゥクトゥクでもぼったくられた。笑

行きも帰りもぼったくられる。

一律で10って決まってるけど、わたしはそれを知りながらも20でいいって言ってそれで決まったのに、結局空港着いてからガソリン代いうて30になった。

乗る前に交渉することを学んだのにこのザマです。

いいんよ金のことは…ただ何が腹立つって彼らにわたしがスペイン語喋れないのをつけこまれたことです。

はじめはわたしはなかなか彼らが値段を言わないから別を探すって言ったのに、それは危ない騙されるよとかいいだして、2人がかりで逃げられないように言いくるめられたんです。

たしかに他のドライバーは英語が喋れない人が多いけど、彼らは流暢だったからね。

人格がいい人に多く払うのは構わないんだけど、彼らはずる賢いチンピラだから腹立つんです。

わたしも怒って「あんた20いうたよな?なんでうそつくの?」ってわめきたててヒス起こしました。

金はいいけどわたしはなんだかんだでプライドが高いから、こいつならいい鴨だなって思われてタゲれたことが悔しくて悔しくて仕方なくて怒りで震えてました。

そしたら彼は「ぼくはお金がないんだよ!!」と言ってきた。

わたしも逆ギレして「わたしもないんだよ!!」と言い返そうとしたけど…もうええわと思って最後に「ファッキュー」小声で呟きながら中指たてて空港へ逃げるように入っていた。

刺されなくてよかった!!

言葉遣いには気をつけてFワードは使ったことはありませんが、ほんとに腹立つとナチュラルに出てきてしまうので怖いですね🥹中指まで立てて…

今こうして思い返して反省してみると文化の違いかもしれません。

お金がある人がない人に払うのは当たり前という文化です。地元の人でも裕福そうな人は、価値のないものでもバンバン物乞いから買っていましたから…

自分の心の狭さとケチくささに呆れます…えーなんかまずそうだからいらんわとか、この工芸品のアルパカの顔不細工だからいらんわとか。買わん理由が実用性で福祉の精神に欠けています。

多分向いてないんだと思います。

いっそ米国的資本原理主義みたいな方が向いているのかもしれません。

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