カナダの安楽死合法について考えること

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そういえば2週間前のめちゃくちゃ寒かったあの時期にバンクーバーで行方不明になった日本人の女の子はどうなっただろう?調べたら亡くなっていた。

事件性はなく彼女は以前 “懸念されるコメント”をSNSに投稿していたとあるからおそらく自殺だろうと考えられる。

どうやら1人でここに来たようだ。ひとりぼっちで死んでいってしまったんだろうか。

寒かっただろうに。その寒さで恐怖も麻痺してたかもしれない。
死ぬ怖さなんかより、生きていくことがよっぽど辛いことだったんだろう。

ところでカナダでは安楽死が認められている。それは末期の癌などの病気だけでなく精神疾患にも範囲は広げられているようだ。

カナダの淡々としてきわめて個人主義な倫理観を支持します。

その生と死をひょいと超えられそうな軽さは冷徹にさえ感じるけどね。

一方日本はその辺「命はおまえだけのものではない」って呪縛でがんじがらめにされるような重さがある。

わたしはこの淡々と物事が進む点でカナダを支持する。日本が承認されることになるのはずーっと先のことになりそうだね。

こういうルールとか価値観とかしきたりに縛られて改正できずにそのままにしておく社会より、その時代に生きる人のニーズで実際法律が動かせる自己効力感が生まれる社会の方がいいよな。マリファナ合法化も然り。

とりまやってみよ!みたいな軽やかさと柔軟さが必要だ。

まぁその分カナダはシビアかも。うーんお金ないけど働けないから生きていけない?それはしょうがないね!OK!安楽死承認!みたいな冷たさがある。

わたしはめんどくさい甘ったれだからちょっとは引き留めてほしい。笑

ほっといてほしい気持ちと気にかけてほしい気持ちがフィフティフィフティ。我ながらめんどくさ。

日本での安楽死合法化を願う人が「安楽死するためにカナダに移住する夢ができました」と投稿してるのを見て、その向上心を別の方向に向ければいいのにと突っ込みたくなったけど、移住するバイタリティあるなら死なねぇよ or 精神疾患ある人には移住のハードルは高すぎるよという矛盾を感じたけど、どんな形でも希望を持つことは大事だから応援したい。

死こそ救いで希望。その想いは同じだからね。


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