気質と土地のシンクロ率

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ふと授業中にフラッシュバックしたのが、大船の西友。商店街進んだところにあるやつ。

どうでもいいけどわたしは大船のことかなり気に入ってたなってことだ。
あのごちゃついてお洒落さの欠片もない、下町なのに情緒がない、鎌倉市とは名ばかりで文化もクソもない、あるのは中心部の繁華街とあとは工場とホームセンター、電車からみえるでかくて白い謎の観音あるけどあれ自体には歴史もない‥あの近くに住んでた。

って悪口ばかりじゃないか!

でも今思えばすごく馴染んでいて、楽しかった思い出がたくさんあったなって。たった2、3年しか住んでないにも関わらずなんか好きな自分でいられる生活をしていたなって。

で、その大船への悪口のラインナップ見てたら、まるでバンクーバーのようだわ!
先日ボロクソにディスったバンクーバーの悪口によく似ているね…

つまり、ディスったりうんざりしてしまう街が自分にとって必ずしも悪影響とは限らないんだ。

もはやここまでくると自分を洗脳してんのかって思うけど、まじバンクーバーの大船みはある。

違うのは物価くらいか。大船商店街をはじめ、大船は物価安めだった記憶ある。

ほんと大事なのは馴染んでるかどうかなんだよな。

わたしの実家は整然としたニュータウンで、一言で言うとクリーンなんだよ。
治安もいいし、きちんとした人が多い印象。

確かにすごくいいとこだとは思うんだけど、そこに自分が馴染めていたかと言われれば、そうでもないんだな。

なんつうかもったいないって感じ。そこで育つにはもっと適した人間がいるだろうな。わたしが生きるにはなんかきちんとしすぎていて隙がない感じ。

親ガチャいうけど環境も含めて自分は当たりというか恵まれてるとは思うんだけど、なんて表現すればいいかわからないけど、もっとこういう環境で育つのが向いていてそれを活かしてこの環境に最適化できるタイプがあると思う。

わたしの気質と土地のシンクロ率が極めて低かった。

もっと有形無形というかカオスがあって、多少治安悪くてもゆったりとした空気のある環境とかね。

地元はどうも均一化されすぎてて同調圧力の強い街だった。

自分の地元と比べて、大船のほうがのびのび過ごせていたし、自分の気質とのシンクロ率が高かった。

このシンクロ率が高いほど土地や地元への愛情が高まります。

地元愛強い人がうらやましい。わたしは別に地元嫌いじゃないけどなんの愛着もないからな。

自分の生まれ育った土地に対して誇りを持って地元への愛情が惜しみない人がうらやましい。

だって自分で選べないからね。地元ガチャ。
運でしかない。大人になって地元の良さに気づくとかいうけど、わたしは便利なとこだなぁとは思うだろうけど、味気ない街だから愛着は湧かなそうだな。

大人になれば自分で住む場所をいくらでも選べるけど、大人になって住む場所と比べても地元は圧倒的影響を持つと思う。
人格形成というかその人自身や人生への影響力が大きいという意味。

地元はついてまわるんだね、自分の影のように。どこへ行っても。

さて、バンクーバーとわたしのシンクロ率はどうなんでしょうね?

さっぱりわかんない。

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