これはライフハックですね〜。どうしてもやりたい!ってのがあったら話は別だけど、細かい選択肢も含めてその方が結果としてうまく治ります。
というのも、最近ハレ晴レユカイをひっさしぶりに聞いて以来、大学時代の記憶のフラッシュバックがすごいんです。
そして大学時代の小さなことだけど心にすごく残っていることがあって、それは金曜か土曜の二限の文学の授業だったな。先生がとても優しくてプーさんみたいな感じで、単位も簡単に取れるし二限とかいう出席しやすい時間帯で、わたしみたいな舐め腐った学生や体育会で忙しい学生に人気の授業でした。
で、夏休み課題でどちらか選んで提出してくださいってのがあって、
1. 安部公房の短編。どれだったかは忘れた。
2. コインロッカーベイビーズ
のうちの二つの中で選びなさいだったんだが、1の方はこの授業が基本安部公房の授業でその作品も授業でしっかり講義してくれて、短編だし、テキストだからみんな本も持っている。
一方で2は授業で取り扱ってないし、長いし、そもそも本は自分で買わなきゃいけない。
わたしはちょうど「あーコインロッカーベイビーズちょうど読みたいって思ってたとこだったんだよなー。ついでにやろう」とか思って2を選んで適当に書いて提出したんだった。
で、その課題の提出時の光景がすごく覚えてるの。
前の席でみんなが提出してるところを眺めてたんだけど、わたし以外みんな1の安部公房だった。
だからすごい覚えてる。わたしが見てるうちは2を選んだのは一人もいなかったと思う。
本当に驚いたけど、まぁ舐め腐ったパリピか体育会ばっかだったから、そらそうなるわな。単位のための人はすごく多かったと思うし。
で、なんかその時に確信したんだよね、あ、これが生き抜く道なんだなって。
この選択をするだけでいい成績取れるだろうなって。
みんながやりたがらない面倒でかったるくて気が進まない方を選ぶだけで、倍くらいの価値が生まれるんだね。
選択肢有無に限らずに、みんなが進むの気が引けるほうを選ぶだけで道は開けると思うんだな。
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