イカゲームでMBTI

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あぁハマったさ!

全然こういうバトルロワイヤルやライアーゲームなどのゲーム系ドラマには全く興味示さないわたしでも、そんな面白いいうなら見てみたさ。したら、コロッとハマったさ。

どんどん胸がえぐられて、苦しい、もう見てられへん人間ドラマなんですが、それを超えるとなんかスカッとするカタルシスみたいなものがあります。

もうやめたげて、ストップ!やめなさい!ってところをさらに追い討ち掛けてくるのがこのドラマの醍醐味ですね。

それはグロさとかじゃなくて、人間の醜さによるものです。

監督が映画トガニの人だと聞いて、あー!あれか!と納得しました。

大学生のときに、映画館で見たんだったけど、ものすごくショックでしばらく体調が悪くなったほどのものでした。

こういうデスゲーム系って確かに死は軽いんだけど、このドラマも軽いんだけど、物語自体がすごく重かったのがよかったです。

ゲームの面白さでなくて、人間関係の面白さがすごいです。

ここでMBTI好きの血が久々に騒ぎました。

主人公の幼なじみの秀才が、INTJ(建築家)感がめっちゃする。

知性に溢れてて、じっくりと戦略を練り、それをもとに注意深くコントロールしながら駒を進めていく。

目標達成への野心が半端なくて、それに対して邪魔になるなら平気で切り捨てるし、都合よく使えるものがあれば使っていく。

ほんとに人の心がない!非情だけど、ほかのタイプにはない圧倒的な凄みがあります。

わたしの大好きなドラマ、ブレイキングバッドの主人公のウォルターホワイトもINTJです。

あの頭の良さと鋭い視点と物事を達成するための緻密な計画は他のものの追随を許しません。

わたしはこういった非情なものが必ずしも悪いとは思いません。

非情ゆえの鋭さや達成力って、世の中にとってはすごく貴重で大事だものだと思うからです。

すごい少数派のタイプだから余計に。

INTJと言われているイーロン・マスクがもし温厚だったら?

あの無謀に見えるようなアイデアを実現していくのは不可能のように思えます。

なんかそういうような凄みなのです。

一方、主人公はESFPのエンターテイナータイプです。

その場しのぎで刹那的で豪快で明るい生き方です。

ただESFPのその刹那的な生き方ゆえに、歯車が狂い始めると怒涛の勢いで追い詰められ、その明るさは失われてしまいます。

ただ、このタイプは先程のINTJとは対照的に、知性には欠けますがめっちゃ情にほだされやすくやさしいです。

人をほっとけないです。

自分がボロボロでも、ボロボロの人を助けて共倒れだす。

これもまたブレイキングバッドでいうと主人公の相方ジェシーピンクマンがこのESFPだと言われています。

ジェシーもおバカでグズなとこはありますが、ノリがよくて弱い立場の人にほんとにやさしいですよね。

だからこそ、ESFPはINTJの情もクソもない情け容赦ない行動を見ると猛烈な怒りに湧いてきて、そのエネルギーはINTJの戦略や知性では止められません。

INTJの非情な行動を目の当たりにしたESFPはものすごい勢いでブチ切れます。

イカゲームでは主人公が幼なじみに、ブレイキングバッドではジェシーもウォルターに。

そして結局共に1番苦しむ結末となる。

それでもほんとにお互いが思い合ってるんだと思います。

主人公は幼なじみをまじで許せないんだけど、許せないを超えて繋ぎ止める情の深さがあって、逆に幼なじみにとっては唯一自分の築いた城を壊してくる相手なので認めざるをえない。

一筋縄にはいかないこういうバディって、お人好しの主人公が悪どい親友を制すって単純な構造にはならず、ものすごい傷を残していくんだよね。

そして深く傷ついて立ち直れない方が生き残ってしまうんだよね。

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