成均館スキャンダルという大きな資産

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成均館にはまったあたいは、挙句のはてに原作も読み始めてる。

ブリジット・ジョーンズの日記の原作本に一時期はまってたけど、あれと似た楽しみ方ができる。

頭の中で、俳優とその場面はもう既に存在するから、読みながら彼らを動かしていく。

ブリジット・ジョーンズの日記では、本なのにそのただの文字の羅列からコリン・ファースとヒュー・グラントが生き生きと動きだすから、もう吹き出しすぎてやばかった。

大爆笑しちゃうから、家でしか読めなかった。

ほんとあの対照的な2人が大好き!

くそ真面目なコリン・ファースとしょーもないヒュー・グラント。

原作本って、映像を先に見てから読むと、ただの本でなくて本と映像の間のようなエンターテインメントひなるんだよね。

動画の波に飲まれすぎて、動画ほど夢中にさせるコンテンツってもうないから本には戻れないよね、昔の人は本が動画のようなもんで朝まで読みふけてたそうだけど、文字はわたしにゃ無理や。ネトフリしか勝たん。

とか思ってたけど、やっぱ文字の羅列だと映像に比べ説明が沢山できるし、もっと内面の細やかなところまで伝えることが出来るから、あぁこれはまた別!別ものなんだなぁと思いました。

てか、この作品って、原作そのものもすごくおもしろいけど、ドラマとしてその原作をしっかり土台にしながらおもしろく昇華してると感心しました。

なんか、原作ありの映像作品はどっちかがおもしろくて、どっちかががっかりとか、あーそのまんまその通りってのはよくあるけど、これはそれぞれにおもしろい。

まだ4巻中半分しか読めてないけど。

原作と映像、キャラクターも微妙にちがくって、それぞれの俳優に合うように肉付けされてるのだなぁと思いましたね。

ただヨリム先輩はほんとにソンジュンギのあの演技そのもので、まじ文字からそのままあのチャラチャラしたチャーミングなクヨンハが浮かんできて、わぁかわいい、大好き!ってなりますね。

ユニもパク・ミニョンそのものです。本の中のセリフも、あの可愛い声ですべて再生されます。

コロ先輩は、もっとなんかぶっきらぼうさが原作だと半端なくて、なんか笑えます。もっとやべぇやつ。

ドラマだとやわらかくてやさしいですね。すごく切なくなっちゃいますから。

イソンジュンもちょっとちがいますね、原作だとパーフェクトな人間なんだけど、映像だといい具合に真面目すぎて若干鬱陶しい感じが出てます。なんかピュアさが抜群。

真面目さとストイックさが度が過ぎるとKYな空気になりますけどそれが映像だとふんわりと出てて、原作よりなんか人間味があって愛されるキャラクターになっていたように思います。

なんていえばいいかわからないけど、この作品って年月経っても色褪せないから、この作品自体が、作品に関わった人それぞれにとって、不労所得の発生する金融資産のようなものだと思います。

この作品が株式とか投資信託としたら、もってるだけでなんもしなくても何年経っても配当金が入ってくる感じ。本人働いてなくても、10年前の作品にも関わらず、何年経ってもそれを新たに見た人がそれぞれの俳優の魅力に気づいていくという意味です。

どうしてもユチョンの肩持ちがちだけど、なんの先入観もこの作品見て、今でも新たに彼の魅力に気づく人は一定数いますね、わたしのように。

アジアのトップスターがたった数年でこれでもかというくらいスキャンダルで堕ちても、本人に罪があっても作品に罪はなく過去に出た作品のもつ力は全く衰えてないからです。

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